’13.9月概況 [全体]

 国際コーヒー相場はこの1ヶ月の小幅な動きの中で安定した状態に。中米で発生したサビ病も国により状況にバラつきがありそう。グァテマラなどは対策が早く行われた結果、被害は予想よりも少なくなりそうである。逆にエクアドルでは予想外にサビ病が広がり被害が大きく。
 ブラジル、コロンビアといった主要生産国は順調にきており、生産量の増加が見込めるためコーヒー相場を押し下げる要因となっている。しかしロブスタに関しては需要増加に伴い国際価格は下がっておらず、その結果としてアラビカとロブスタの価格差が縮小する形になっている。
 スペシャリティ品は産地にもよるが相場が下がったにも関わらずさぼど下がってはいない。理由として高品質豆の需要は世界的に高くコーヒー相場に連動するというよりも市場の需給バランスにより価格が決まるようになってきている。今後コーヒー相場は、二極化が更に進んでいくものと思われる。



コーヒー流通センター リーフレットより抜粋

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